開幕以来2戦連続ポールtoウィンとこれまで以上に最強ぶりを見せつけているフェラーリのミハエル・シューマッハ。彼の独走にストップをかけるために様々なルール変更などが導入されたが、その圧倒的強さは代わることはない。
F1全体にダメージを与えたと言われる2002年の独占ぶりを彷彿とさせる展開だが、バーニー・エクレストンは今年のF1が退屈になることはないと断言する。
「退屈にはならないだろう。どんなスポーツにもスーパースターは必要なんだ。対立を生むためにも。彼らが王座から滑り落ち、敗北を味わうのを見たいという人もいれば、さらに勝ち続けてより大きな存在になってほしいと願う人もいる」
「モハメド・アリはスーパースターだったが、好きか嫌いかにはっきり分かれていた。何百万人もの視聴者が夜中テレビの前に座っているのはなぜだと思う? チャンピオンがさらなる栄華を誇るのを見たいか、それとも彼が負けることを期待しているかのどちらかなんだ」と、エクレストンは語っている。