【新聞ウォッチ】トヨタのパートナーロボット、君の名は「宗一郎」?

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【新聞ウォッチ】トヨタのパートナーロボット、君の名は「宗一郎」?
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月12日付

●三菱ふそうリコール、隠ぺい、ブランドに傷、三菱自動車の再建にも痛手(読売・10面)

●三菱自動車、保有株260億円で売却(読売・11面)

●「摩擦の種」今は「雇用の受け皿」日本車の貢献米大統領評価(朝日・12面)

●ロボットひと吹き、トランペッター、トヨタ、愛知万博で披露(朝日・13面)

●日本・メキシコFTA締結、きょう正式合意(毎日・11面)

●社説・三菱自動車、あまりに対応が遅い(東京・5面)

●ハイブリッド車、トヨタ米主力車種に投入、2006年、年10万台生産、量産効果で販売価格下げ(日経・1面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車がトランペットも吹奏する「パートナーロボット」を初公開した。きょうの各紙が大きく取り上げているが、記者会見の席で、張冨士夫社長は「2年半前に本格的な開発に着手。将来的には工場の無人化などいろいろなことに役立てたい」と述べ、事業化に意欲を表明した。

だが、人間型ロボットでは先行開発のホンダが『ASIMO』(アシモ)、ソニーが『QRIO』(キュリオ)などと呼ばれて親しまれているものの、この日トヨタが初公開した「パートナーロボット」の愛称はまだ決まっていない。

会見に同席した白水宏典副社長は「(張)冨士夫とか(豊田)章一郎とか案はあったが」とジョークを飛ばすと、張社長は「やめてよ」と照れ笑い。

もっとも、報道関係者の間ではロボット=ホンダのイメージが強烈なだけに、同日夕方の日本テレビのニュースでは「章一郎」を「(本田)宗一郎」と誤って字幕が流れるという場面もあった。

《福田俊之》

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