【新聞ウォッチ】北米の自動車生産、引き続き好調予測

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月2日付

●インディ開幕戦、ホーニッシュJr.199周目逆転V(読売・23面)

●西武鉄道事件、癒着の構造根深く、総会屋、数減り巧妙化(朝日・3面)

●新車販売台数1.6%減少、2月前年比(朝日・13面)

●ディーゼル規制に不正装置販売、都内(朝日・30面)

●道路公団民営化最終案を報告、石原国交相(毎日・1面)

●ソフトバンクBB/情報管理“安全マーク”なし(東京・1面)

●日本最大の自転車駐輪場、江戸川区設置へ。放置、公害、地下に収納(東京・29面)

●北米の自動車生産、2007年1700万台予測、日本3社は40%増(日経・9面)

●年間一時金、三菱自動車、3カ月で妥結へ、労組、再建に協力姿勢(日経・15面)

●「環境格付け」トヨタが首位、トーマツ系が評価(日経・15面)

●消防車とバス衝突、9人ケガ、横浜(日経・39面)

●オービスにVサインの速度違反の男、逮捕(日経・39面)

ひとくちコメント

今後も引き続き北米の自動車生産台数が上向く見通しだという。米ミシガン州にある自動車調査会社CSMワールドワイドによると、需要増と景気回復を追い風に生産台数は2003年の1590万台から07年には1700万台に増加すると予測している。

きょうの日経が国際面で取り上げているが、そのけん引役はトヨタ、ホンダ、日産の日本車メーカー3社で、ビッグスリーが同期間に3%強減少するのに対して日本の3社は40%近く増加するとみている。

トヨタは06年に北米6番目となるテキサス工場が稼働し、新型ピックアップトラックの生産を年間15万台規模で開始。03年に135万台だった北米の生産台数が09年には205万台まで増える見通しだ。

日産も昨年末から生産を始めた大型ピックアップトラック『タイタン』が今年からフル生産体制に入り、03年実績の83万台から07年には40%増の117万台へ跳ね上がると予測。

さらに、増産計画のあるホンダも含めると09年には日本の3社は500万台をうかがう見通しという。国内の頭打ちを北米や中国市場でカバーする傾向はしばらく続きそうだ。

《福田俊之》

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