日本自動車工業会が発表した1月の自動車輸出実績は、前年同月比2.2%減の37万4584台で、2カ月ぶりにマイナスとなった。
北米向けが現地生産シフトで低迷したため。輸出金額は車両分が62億3547万ドル、部品分が18億3711万ドルで、総額80億7258万ドルで、同6.8%増となった。
車種別では、乗用車が同4.5%減の32万1137台と、2カ月ぶりにマイナスとなった。普通車は同1.8%増の21万1150台だったものの、小型乗用車が同14.9%減の10万9674台となった。
トラックは同15.0%増の4万9400台。普通トラックが同12.4%増の4万2396台、小型トラックが同33.2%増の7003台とともに好調だった。
仕向け地別では、北米向けが同17.8%減の13万5291台と大幅に落ち込んだことが影響した。これは日本メーカーが北米で現地生産化しているためで、北米向け以外は全体的に順調だった。