【新聞ウォッチ】「おれおれ詐欺」続発、手口もあの手この手……

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月26日付

●トヨタ、一時金5年連続満額回答(読売・10面)

●FTA交渉ヤマ場「痛み」超えられるか(読売・11面)

●ヒュンダイモータージャパン コンパクトカー「TB」エンジン改良燃費良し(読売・12面)

●自社ジェットエンジン「2、3年後に実用化」GEと提携、ホンダ・福井社長に聞く(朝日・12面)

●車載端末、いすゞ・KDDI開発、「事故の可能性」メールで。トラック運行、ネットで刻々(朝日・13面)

●トヨタ、中国メーカーとエンジン生産合弁(朝日・13面)

●4人で4役おれおれ詐欺、警官・交通事故相手・修理屋・息子、神奈川・67歳女性、325万円振り込む(朝日・39面)

●ソフトバンク、経営に影、ネット社会の危うさ露呈(産経・1面)

●タカラの電動スクーター、新日石SSでも販売(産経・9面)

●中国、いすゞ車を輸入禁止に(産経・9面)

●「トヨタ」ファンド快走、グループ限定株式投資信託、4ヶ月で100億円超、30−40代に人気(東京・8面)

●名古屋発、新車ブランド、輸入業者量産化へ(東京・8面)

●タクシー無線、デジタルに。顧客囲い込み(日経・39面)

●自工会、ロシアに撤回要請へ、来月に代表団派遣、輸入車関税引き上げ(日経・9面)

ひとくちコメント

相変わらず「おれおれ詐欺」の被害が続発している。きょうの各紙の社会面でも取り上げているが、25日には横須賀市の67歳の無職女性が、警察官、事故相手、修理屋、息子をそれぞれ装った4人組の男に325万円をだまし取られたほか、三鷹市内に住む55歳の男性弁護士までが被害に遭い、約40万円をだまし取られたという。

このうち、横須賀市の女性の場合は実に手口が凝っている。神奈川県警の調べによると、女性宅に「山口県警の警察官」と名乗る男から「息子さんが交通事故を起こした」と電話があり、電話を代わった「事故相手」から示談金235万円を要求され、女性は指定口座に振り込んだという。

さらに、男が告げた携帯に振り込み確認の電話をしたところ、今度は「修理屋」を名乗る男が出て「車が壊れ修理代90万円も振り込んでほしい」と要求。「息子」を装った男が泣きじゃくる声がしたため、女性はさらに90万円を振り込んだという。被害者には“お気の毒”としか言いようがない。くれぐれもご用心を。

《福田俊之》

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