【新聞ウォッチ】高速道路での自動二輪2人乗りに「賛成」多数

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月16日付

●日本の「十大発明家」豊田佐吉ほか(読売・38面)

●中部空港、「安さ」勝負、開港まで1年(朝日・2面)

●自動二輪の高速2人乗り解禁、賛否交差、道交法改正案国民の関心高く(産経・30面)

●中国内陸部に物流網、伊藤忠、日通など 自動車需要などにらむ(日経・1面)。

●米自動車市場(上)新時代の攻防、合弁20年、協調に転機、トヨタ攻勢火種にも(日経・7面)

ひとくちコメント

今国会に提出が予定されている道路交通法の改正試案の中で、国民から警察庁に寄せられた意見のうち、高速道路での自動二輪車の2人乗りに対する意見が約一万1500件で関心の高さを示していると、きょうの産経が社会面で取り上げている。

意見は「賛成」と「条件付賛成」が96.7%と圧倒的だが、試案が出される前の世論調査では76.8%が「引き続き禁止」を求めており、反対論も根強いと分析している。

二輪車の高速2人乗り解禁は、販売台数が伸び悩んでいるオートバイメーカーにとっては需要喚起の起爆剤となるだけに、「賛成」が大半を占めているのは期待が持てる。ただ、若者のオートバイ離れを食い止めるには、安全を無視した暴走行為などの取り締まりを強化することも必要だろう。

《福田俊之》

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