【インプレ'04】ピーターライオン ダイハツ『タント』 軽のプロらしい完璧な仕上げぶり

試乗記 国産車
【インプレ'04】ピーターライオン ダイハツ『タント』 軽のプロらしい完璧な仕上げぶり
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インテリアは、『R2』よりかなり広い。パネルの面とガラス部分のコンビーネーションはスタイリッシュで、デザインは好きだ。外観も室内もシックで、全方向の視界がいい。頭上高にゆとりがあり、このサイズにしては後部席のレッグスペースも広く、大きめのスーツケースが積める点はすすめられる。

トランスミッションとエンジンのマッチングはベストとはいえない。充分な加速を出すには64psを発揮するターボが必要。4速ATとの組み合わせはいいけど、もっとスムーズにできるはず。路面の凹凸の吸収はけっこういい。ダイハツの、軽のプロらしさを思わせる作品。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワー&フットワーク:★★★☆☆
装備内容:★★★☆☆
オススメ度:★★★★☆

ピーター ライオン|モータージャーナリスト
60年オーストラリア生まれ。現在、欧米、日本の有力誌16誌に執筆し、合計部数は450万部と日本一。日本語の原稿を自分で書く唯一の外人モータージャーナリスト。COTY選考委員。愛車はレガシィB4。

《ピーター・ライオン Peter Lyon》

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