トヨタ自動車は28日、商法上の取締役を現状の58人から20人ないし30人に削減、併せて「常務役員」を置く新経営体制を発表した。6月下旬の株主総会後に正式発足させる。
北海道警・釧路方面本部監察官室は27日、泥酔状態でクルマを運転していた帯広署・刑事1課に所属する係長職の警部補を懲戒免職にするとともに、この警部補を飲酒運転摘発後に自宅に送り届けていた同署・地域課の巡査部長にも懲戒戒告を実施した。
静岡県警は27日、車中に1歳の女児を置き去りにしたままパチンコに熱中していた24歳の母親を保護責任者遺棄致傷の疑いで逮捕していたことを明らかにした。女児は約6時間も車内に放置され、多臓器不全などが原因で意識不明の重体になっている。
国土交通省は、4月からの不正改造車規制強化に伴う『使用停止期間』の処分基準をまとめ、各運輸局などに通達した。不正改造部分1カ所につき、20日間の使用停止期間を設定。違法フィルムとマフラーが見つかった場合、合計40日の使用停止処分となる。
フォルクスワーゲン(VW)は新型ミニバンの『マルチバン』をジュネーブ・モーターショーで発表した。「1台を全てに、全てを1台に」がキャッチコピーの多目的車だが、VWでは従来のミニバンユースに加え、プレミアム、高級車としてもマルチバンを訴求する。それをアピールするために「ビジネス」という名の仕様スタディも展示した。
警視庁は27日、客待ちを行うタクシーの列によって一般車の通行が困難になることが顕著な東京都港区の2カ所の繁華街で、空車と迎車のタクシーの通行を禁ずる処置を4月1日から実施することを明らかにした。
日本自動車工業会は28日、今年10月から始まる首都圏のディーゼル車運行規制や、自動車NOx(窒素酸化物)・PM(粒子状物質)法に関する情報提供を、同工業会のホームページで、31日から開始する、と発表した。
日本自動車連盟(JAF)は、ロードサービス事業を強化する。英国などで採用されているロードサービスの『個人基地』を増やすほか、指令情報システムも2006年度までに全面更新する。これらにより、出動要請を受けてからサービスカーが到着するまでのレスポンスタイムを30分から20分へ縮める考えだ。
泥酔状態で高速道路を逆走した結果として事故を起こし、4人を死傷させた元自動車ディーラー社員と当時この社員が勤務していた会社を相手取り、事故の被害者遺族が総額1億4400万円の賠償請求を求めていた民事訴訟の判決が27日、東京地裁で行われた。
GMの市場および産業分析担当重役のポール・バリュー氏が、「イラク戦争による自動車の売り上げ減はとっくに織り込み済みで、今後戦争が終了すればただちにこうした頭打ち状態は解消される」という強気の見通しを明らかにした。