ホンダの福井威夫社長は、22日のプレスブリィーフィングで東京・六本木にデザイン部門の分室「東京スタジオ」を開設したことを明らかにした。本田技術研究所の和光研究所にあるデザイン部隊の出先となるもので、国内外のデザイナー約15人がここでの活動を始めたという。
トヨタ自動車の張富士夫社長は、プレスブリーフィングで、第1の注目点として「レクサスブランド」を挙げ、「高級の本質を是非ご確認ください」と訴えた。トヨタは今回「レクサス」の専用ブースを設けた。2005年8月からの日本での展開を、広く一般の来場者にアピールするためだ。
8月に本国デビューしたばかりのフォルクスワーゲンの新型『ゴルフ』が東京モーターショーに登場した。展示されたグレードは「スポーツライン」で2.0リットルFSIエンジンを搭載しているもの。
富士重工業は22日、スバルブランド強化の一環として、ブランドメッセージ「Think.Feel.Drive」を新たに設定した。竹中恭二社長が、プレスブリーフィングの席上、発表した。
ホンダが出品した8人乗りの上級ミニバンコンセプト『ASM』。福井威夫社長はプレスブリーフィングで「来年春の発売」を宣言し、「『オデッセイ』とともに、ミニバンのリーダーとして市場を活性化させたい」と述べた。
日産ではコンセプトカーの展示が目立つ。市販までまだ時間のあるものが多く、ワールドプレミアとなる『JIKOO』のほか『SERENIT』『REDIGO』『EFFIS』などが展示された。
スズキ『ランドブリーズ』はオフロード車であるが、オンナノコはカワイイというイメージで観るのかもしれない。
マツダは日本語の名前をつけたコンセプトカー3種を展示した。ライトウェイトオープン2シーターの『息吹』、6シーターマルチパーパスビークルの『鷲羽』、次世代コンパクトスポートの『Kusabi』(楔)だ。
スズキ『ツイン・マイスタイル』の開発に携わった営業推進部の石橋絵里子さんは「『ツイン』はまだまだよくなります」と爆弾発言をする。
『CS&S』はトヨタのヨーロッパスタジオED2(イーディースクエア)のデザイン。幾何学的なフォルムの中に、そこはかとなく、日本のかっこよさ「Jファクター」を込めたのがポイントである。