3日、プジョーはミドルクラスの『407』セダン/ブレーク=ワゴンを発表した。『406』の後継車であり、ヨーロッパ市場の20%を占める重要セグメントに投入される戦略車種である。
技術面ではプジョー車として初めて、フロントにダブルウィッシュボーンを採用したことが特筆される。スタイリングはおなじみ“ビッグキャット”だが、笑ったような大きなグリルとフロントエンブレムの処理が新しい。
モデル導入時のエンジン設定は、ガソリンが2.0と2.2リットルの直4、3.0リットルV6の3機種。1.8リットル直4が追加される予定。
ディーゼルが1.6と2.0リットルの直4HDi。遅れてフォードとPSAが協同開発した2.7リットルV6HDiが追加される。ディーゼルエンジンはすべて微粒子フィルターを装備する。
トランスミッションは5MT、6MT、4AT、6ATが用意される。