【新聞ウォッチ】今度は都の新銀行トップ、トヨタマンは大モテ……

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月17日付

●「トヨタ式」モデル局拡大へ「郵政改革」順調? 管理職「手応え感じる」職員「疲労度増えた」(読売・8面)

●「ひと展望」川崎重工・田崎雅元社長、就任3年目で復配(読売・9面)

●都の新銀行トップ、トヨタ出身の仁司氏を起用(朝日・3面)

●イニシャル発言「調査も選択肢」道路公団次期総裁(朝日・3面)

●「コルト」「グランディス」世界戦略車“加速”三菱自動車豪などに積極投入(産経・4面)

●自動車の予防安全技術、開発白熱、「追突防止ブレーキ」に世界が注目、自動運転実現には議論必要(産経・11面)

●競うライバル物語、砂漠を走るラリー界の両雄、事故が分けた明暗(産経・14面)

●インタビュー領空侵犯鈴木修・スズキ会長、企業スポーツ規制取り払え(日経・5面)

●富士重工、米L.L.ビーンと提携拡大、日本でも特別仕様車(日経・9面)

●インテリジェンス、トヨタ元社員スカウト、製造ライン派遣社員に(日経・13面)

ひとくちコメント

東京都が創設を予定している新銀行のトップに、トヨタ自動車出身で豊田工機専務などを務めた仁司泰正・豊田通商監査役を起用する方針を固めた。きのう16日付けの日経朝刊が1面で報したのに続き、きょうの朝日や東京などが取り上げている。

仁司氏は傘下の総合商社トーメンの元副社長なども歴任、財務分野に明るく、トーメンの経営再建に取り組んだ実績などが評価され、白羽の矢が立った模様。

郵便業務効率化をめざしている日本郵政公社でも、副総裁のポストにトヨタOBを起用したり、モデル局の越谷局では、トヨタから7人が来年3月までの期間限定で指南役として派遣されている。きょうの日経には、人材派遣業のインテリジェンスが、40代のトヨタ元社員をスカウト、来春解禁となる製造ライン向け派遣社員の担当業務を行なうという。

トヨタは業績好調の割に幹部社員の給与は控えめなことから、これからも有能なトヨタマンが異業種に引き抜かれるケースは増えてくるとみられる。

《福田俊之》

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