アルファロメオはコンセプトモデル『8Cコンペティツォーネ』を公開した。
ショー中でもっとも美しいモデルのひとつ。広いアルファロメオブースの3分の1ほどのスペースを使って展示されていた。
ベースはマセラティ『3200GT』だが、よりマッシブにみえる。コーダトロンガが印象的だ。「1〜2年のうちにぜひ市販したいと思っている」とのこと。現実となれば、アルファロメオ久々のFRクーペということになる。
エンジンはマセラティ3200GTのV8ツインターボ。元をただせばスモールフェラーリのV8エンジンだ。
いわば、現在はフィアット傘下にあるフェラーリ、マセラティ、アルファロメオの各イタリアンブランドの集大成とも言うべきクルマ。不調が伝えられるフィアットだが、本場ヨーロッパでその底力を感じさせられた。