明暗別れたミシュランの新タイヤ

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ミシュランはFIAからの警告を受け、急遽レギュレーションに沿ったフロント用ナロートレッドタイヤを製造。水曜日、モンツァでのテストでミシュランのニュータイヤがトラックデビューを果たした。

ニュータイヤを装着したマクラーレンのデイビッド・クルサードが「MP4/17D」で参加22ドライバー中トップタイムを記録したものの、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、マーク・ウェーバー(ジャガー)ら他のミシュランユーザーたちは新型タイヤに苦しんだよう。

ウェーバーは、「タイヤ問題のおかげで信頼性にまで支障をきたしてしまった。全然セットアップが決まらなかったよ」と突然の変更にとまどい気味に語った。

タイヤ問題が持ち上がった当初は、イタリアGPに間に合わせることは不可能としていたミシュラン側だが「FIAによる新解釈によって、我々も行動せざるを得なくなった。ウチのスタッフは24時間働きづめで、やっと今日のテストにこぎつけたんだよ」とチーフのピエール・デュパスキエはコメントしている。

《編集部》

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