ランチアは『フルビア』クーペ・コンセプトをフランクフルト・モーターショーに出展する。60年代中期から70年代前半にモータースポーツ・シーンで活躍して人気を博した同名のスポーツクーペを現代的に再解釈したショーカー。エレガントなデザインは自社デザインセンターが手がけた。
ランチアの特徴は高性能に裏付けられたエレガンスだ。“先代”と同様に“新型”もアルミ素材を車体に用いて、車重の開発目標を1000kgとし、それを下回る990kgを実現した。エンジンは1.8リットル4気筒。空力特性もチューンされて最高速度は213km/h、0-100km/h加速は8.6秒を記録するという。