気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年8月20日付
●バグダッド国連本部で爆発、16人以上が死亡、自動車爆弾、テロの見方、特別代表重傷(朝日・1面)
●フィリピンに新工場、ホンダが稼働、変速機生産、年14万台(朝日・9面)
●高速バス運転手、「回送中、酎ハイ2本」出発前の30分間で(朝日・31面)
●自動車大手、北米での生産再開、大停電で停止、完全復旧なお時間(朝日・3面)
●JRバス関東酒気帯び運転、過去に免停、会社社把握(毎日・1面)
●ニッポンの技、CO2排出抑制に効果、バイオプラスチック、トヨタ「ラウム」に採用(毎日・8面)
●日生がトヨタと提携カード(産経・8面)
●ハイテク・自動車株外国人が再び物色、大型株指数が1000台回復(日経・16面)
●オートバックス、10月から車の板金塗装サービス開始(日経・17面)
ひとくちコメント
イラクの首都・バグダッド市北東部にある国連の現地本部事務所が入った「カナル・ホテル」で大きな爆発があり、多数の死傷者が出た。少なくとも15人が死亡し、40人以上が負傷したという。きょうの日経を除く各紙が国連事務所前で黒煙を上げて炎上するメルセデスベンツなどの写真とともに1面トップで大きく報じている。米政府高官によると「トラックに積まれた爆弾が爆発した。自爆テロの可能性がある」と語ったという。
また、新聞の締め切り時間には間に合わなかったが、日本時間で20日午前3時ごろ、イスラエルの西エルサレムでは、満員のバスが爆発し、多数の死傷者が出たという。今月7日には、バグダッド西部のヨルダン大使館前で小型バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、17人が死亡したばかりだった。
抵抗勢力の標的が国際機関にも広がっており、米軍のイラク統治、日本からの自衛隊派遣時期などについて大きな影響を与えそうだ。