ドイツGPで白熱の2位争いを演じたルノーのヤルノ・トゥルーリとフェラーリのミハエル・シューマッハ。結果的にはトゥルーリが初表彰台を獲得、シューマッハはタイヤがバーストして7位となったが、トゥルーリは、オーバーテイクする前にミハエルがランオフエリアに落ちながらオーバーテイクしたのはルール違反だと非難した。
「そんなことした直後に僕をパスするなんて、フェアじゃないよ。誰だってルールぐらい知っているだろう? もちろんミハエルだって! 彼がトラックに戻ろうとしているとき、僕は安全のためにスペースをあけてあげたんだ」
「僕は、当然彼は僕に前を譲ってくれると思ったし、さもなくばスチュワードにペナルティをくらうだろうと思っていたんだ。でも何事もなかった」と不満顔のトゥルーリ。ルノーではFIAに正式に抗議する予定だという。