日産も『シーマ』にプリクラッシュ・セーフティ搭載

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日産自動車は5日、今月にマイナーチェンジして発売する高級セダン『シーマ』に、衝突時の被害軽減などを図る「プリクラッシュ・セーフティ・システム」を設定すると発表した。これにより、大手メーカー3社での“プリクラ”システム採用が出揃う。

日産のシステムは、レーダーで先行車両との距離を測定するなど基本はトヨタ自動車、ホンダのものと同じ。ブレーキは「インテリジェントブレーキアシスト」で、ドライバーの操作により衝突回避が困難と判断した場合、ブレーキをアシストする。また、日産が基本特許をもつ「プリクラッシュ・シートベルト」は、緊急ブレーキをかけた際などにベルトを自動的に巻き取る「ブレーキ感応型」とした。

トヨタは4日、『ハリアー』に次いで『セルシオ』にもプリクラ・システムを設定して発売した。このため、日産は競合車となる『シーマ』への設定をアピールするため、5日になって急きょ、「プリクラ・システム搭載」を発表した。

《池原照雄》

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