日本自動車工業会が発表した6月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比3.9%増の84万1713台となり、4カ月ぶりにプラスとなった。国内需要、輸出ともにマイナスだったが、在庫の関係で生産は順調だった。
乗用車の生産は同2.6%増の71万6699台で5カ月ぶりのプラスだった。トラックが同11.6%増の15万3665台で、6カ月連続のプラス。ディーゼル排ガス規制を前に、トラックメーカー各社が、工場を2直にするなど増産しているため。バスは同18.6%減の4512台と不振だった。
6月の国内需要は同0.9%減の49万6816台、輸出は同1.0%減だった。