国内80万台死守、秋から新型車で攻勢---ホンダ福井社長

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国内80万台死守、秋から新型車で攻勢---ホンダ福井社長
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国内販売の低迷が続いているホンダは、2003年の販売目標である85万台(登録・届け出ベース)の達成が極めて難しい情勢となっている。ただ、「直近の受注ペースは前年並みに復活している」(福井威夫社長)といい、現時点で下方修正は行わない方針だ。

ホンダは6月に一部改良した『ステップワゴン』の受注が盛り返している。秋以降には『ライフ』『オデッセイ』の全面改良を行い、攻勢をかける構え。福井社長は今年の販売目標について、これらの新モデルの受注状況を見て「必要なら微調整をする」考えだ。

また、下方修正しても「80万台を切ることはない」(同)としており、80万を死守ラインとしていく。ホンダは1997年に初めて国内販売で80万台を達成したが、翌年には70万台を割り込んでいる。今回は前年に90万台ラインに到達しているため、悪くても80万台で歯止めをかけたい考えだ。

《池原照雄》

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