日本車快走、米ビッグ3は業績沈む

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米国GM(ゼネラルモーターズ)が17日発表した2003年4〜6月期決算は、純利益が前年同期比30.3%減の9億100万ドルと、大幅な減益となった。北米の自動車事業部門については純利益がほぼ半減しており、キャッシュバックなど販売促進費用が収益を圧迫している。

フォード・モーターが16日に発表した同期決算も、純利益は26.8%減の4億1700万ドルにとどまった。近く発表されるダイムラークライスラーのクライスラー部門は、赤字に転落の見通しとなっている。フォードも7〜9月期については赤字予想としており、日本車に押されてシェアを落としているビッグ3の苦戦が続く。

対照的に日本メーカーは、トヨタ自動車とホンダが今年上半期(1〜6月)の米国販売で過去最高の売上台数を上げるなど、一進一退が続く同市場で快走を続けている。

《池原照雄》

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