【新型日産『プレサージュ』発表】パパ、ママのではなくチームのクルマ

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ここ数年、スタイリッシュ系のミニバンはメーカー各社が様々なクルマを発売しており、3ナンバー、5ナンバーともに激戦区といった様相だ。各社が様々な特徴あるクルマをラインナップしているが、日産はこの激戦区で『プレサージュ』をどのように販売していくのか。

商品企画本部の西尾廣基・チーフプロダクトスペシャリストは「ユーザーがミニバンに欲しているものを考え直した。それを最大の特長としている」と語る。最大の特長とは、シートアレンジ作業の簡略化にある。

「日産に限らず、他社の商品にもシートアレンジ作業が楽にできるミニバンは存在していませんでした。シートアレンジは週末にパパが行う力仕事という感じですね。自由にレイアウトを変える、しかも短時間で…というには程遠い状態です。シートアレンジを特長としていても、それが使えなければ意味はありません。だからプレサージュではママも、そして子供でもシートアレンジが簡単に行えるようにしました」と説明する。

力仕事の最たるものは“シートを格納して荷室を広げる”ということだが、プレサージュではラゲッジ左脇にあるリングを引っ張るだけでサードシートが収納される。残念ながら起こすのは自動的にできないのだが、それでも従来のクルマよりは少ない力で作業ができる。発表会の際には小学生がデモンストレーションを担当していたが、誇張でも何でもなくリングを引っ張るだけでパタンと、一発でシートが倒れる。

「シートアレンジを手伝いたいというお子さんは多かったと思うのですが、危ないからという理由で手伝わせてもらえなかった。でもこのクルマなら大丈夫です。だからテレビCMでも“チーム・プレサージュ”と掲げている。子供も含めて家族がチームになれるということですね。パパママだけでのミニバンではない」と西尾チーフ。

多彩な機能があったとしても操作性が悪いと徐々に使わなくなる。これはクルマに限らずどんな商品でも同じだろう。この点から考えてもプレサージュは「非常にユーザーインターフェイスが良いクルマ」だといえるはずだ。

《石田真一》

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