【データ不正使用問題】ゼンリン…ありえない部分も合致

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ゼンリンが制作した地図データにタイピングや漢字変換などのミスによって生じていた誤りが、インクリメントP製の地図にもそのまま再現されていた問題について、編集部には双方に対して事実の確認を行っている。事態が事態だけに、双方にはそれぞれの主張があるため、それをそのまま表現した。

●以下、ゼンリン広報担当からのコメント

弊社が制作した住宅地図に生じていた誤った記載部分が、インクリメントP(IPC)社の制作する電子地図(カーナビ用地図やWebサービス用地図)にも生じていたと判明したのは今年に入ってから。弊社のお客様から「同じ誤りがある」と指摘を受けて調査を開始した。

不正利用されているという思いを強めたのは、弊社の制作担当者によるタイピングミスや漢字変換ミスなど、通常は合致しないことが自然ともいえる部分が合致していると判明したため。

こうしたミスまで合致しているとは通常考えにくく、何らかの形でデータが不正に利用されていると考えた。合致した場所や件数については現在も照合作業を続けていること、相手側の訂正を避けること、今後法廷で争うことの三つを考慮してコメントできない。

IPC東北開発センターからは、コピーされた住宅地図が大量に発見された。これがどのように利用されていたかは現時点では判明していない。また、弊社の電子地図『電子地図帳Z[zi:]』がサーバーにインストールされていたことを確認しており、LAN上のクライアントPCから引き出すことが可能な状態になっていた。

一部報道にあるような「100台を超える全ての端末にインストールされていた」という部分は誤りだがデータを利用できる状態にあったことは間違いない。
《石田真一》

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