F1参戦以来、今年で2度目となるカナダGPにニュースペック・エンジンを持ち込んで挑むパナソニック・トヨタ・レーシング。両ドライバーが意気込みを語った。
「ジル・ビルヌーブ・サーキットは昨年CARTで走ったことがあるから、金曜午前のセッションで学習のために時間を割く必要がない。オーバーテイクのチャンスもあるトラックは、走っていて楽しいけど、ブレーキとエンジンに特にハードなんだ」
「今週末走らせる予定のニュースペック・エンジンが僕たちに利益をもたらしてくれると確信しているよ。タフな週末になるかも知れないけど、精神的には楽天的に構えているよ。すごく楽しみにしている」とクリスチアーノ・ダマッタ。
オリビエ・パニスは「ジル・ビルヌーブ・サーキットはカレンダーのなかでもベストの一つ。あの土地と人々が大好きだ。あそこでもレースは楽しいし、ドライビングにも非常に自信を持っている」
「マシンに必要なのはブレーキングの安定性とシケイン出口のトラクション。できるだけ早くスロットルを踏めるよう、方向転換の良さも重要だ。それにエンジンサーキットだから、先週のテストでいい結果を出せたニュースペック『RVX-03』を試すのが楽しみだよ」とコメントしている。