松下電器産業は、音声ガイド機能付き、アンテナ分離型/アンテナ一体型ETC(ノンストップ自動料金収受システム)車載器を6月12日から発売すると発表した。小型、低価格モデルとなる。
新製品は、現行のETC車載器の機能を踏襲、音声ガイド機能を充実させるとともに、新開発の通信用VCO/PLL+IF ICを搭載することで小型化・低価格化を実現した。カード未挿入警告機能を新たに採用、カード未挿入の状態でETCゲートに進入するリスクを軽減するとともに、ETCカード全収納方式やカード抜き忘れ警告機能も採用した。
価格はアンテナ分離型「CY-ET500D」が2万800円、アンテナ一体型「CY-ET600D」が1万7800円で、それぞれ月産3万台、10万台の計画。