【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…うれしがって見せたい!!

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【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…うれしがって見せたい!!
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新型『ラウム』にはトヨタ・ユニバーサルデザインが実際に目で見てわかる部分が多く存在する。ポイントとなったパノラマオープンドアとタンブルシートという組み合わせの中にもそれが見て取れる。助手席に取り付けられた「不思議な出っ張り」の秘密が「デザイナーズトーク」で明らかにされた。

「助手席シートに不思議な出っ張りがあります。デザイン上は違和感があるが、使ってみてそのありがたみがわかりますね。ユーザー調査が生で出ている感じがします」とインダストリアルデザイナーの山中俊治氏。乗り降りする時に手を置く場所なのだ。

それに対し、駒田デザイナーは「うれしがって見せたいなぁという感じはあります(笑)。空間新発想のアシストグリップと呼んでいますが、これも試験者の乗り降りをビデオ撮影して、手で支えている部分を検証して作りました」

「大開口部に対してかなり大きいシートですが、シートベルトを内蔵して、タンブルするのは世界初です。それを安く提供するのがトヨタの使命です。デザインして魅力的なものにするのが、これからの目標です」と語った。

「『おーかっこいいシート』というところまでデザインしてほしい。そしたら即買いなんだけどな(笑)」という山中氏。ユニバーサルデザインとは「人に優しい」こと。デザインに表すのは難しい言葉である。それを目標やキーワードとして掲げ、追求することがカーデザインの新しい一歩にもつながっていくのだろう。

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