モーダルシフト促進プログラム---トラックから鉄道へ船へ

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国土交通省は、貨物輸送をトラックから鉄道や船舶に切り替える『モーダルシフト促進アクションプログラム』をまとめた。国交省によると、環境意識の高まりにも関わらず、トラックの輸送分担率(2000年実績で54.2%)はジリジリと上昇傾向にあるという。

アクションプログラムでは、鉄道駅や港湾を整備して、こうした輸送手段の使い勝手を高めると同時に、モーダルシフトに積極的な企業を表彰したり、実証実験の補助費用を大幅に増額したりして、モーダルシフトを後押しする。

また、今年9月から大型トラックにスピードリミッターが装着されることをにらみ、電車型特急コンテナ列車(スーパーレールカーゴ)などの普及策も検討する。国は2010年までに、鉄道・船舶の輸送分担率を2000年の38%から50%へ高めたい考えだ。

《編集部》

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