地図に時刻データを持たせる---次世代GIS事業がスタート

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電源開発、明電舎、昭文社の3社は新会社『J-時空間研究所』(東京都中央区)を設立し、GIS(地理情報システム)事業を本格的に始める。埼玉大学が開発した時空間GISソフトと昭文社の地図を組み合わせ、官公庁や民間企業に売り込む。

ソフトの特徴は、地図(空間データ)にそれぞれ時刻データを持たせ、任意の時刻を選んで地図をオンデマンドで計算・表示する点。地図作成日時の確認やバージョンアップなどの手間が大幅に減るうえ、過去の地図情報の一部を自在に呼び出して表示させることもできる。

地図情報を固定せず、時刻情報と合わせてオンデマンド計算・表示させる発想は、カーナビなどにも新たな楽しみ方を提供できる可能性がある。

《編集部》

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