日本自動車販売協会連合会が7日発表した、4月の乗用車車名別販売によると、三菱自動車の『コルト』が、前月の7位から16位へと、大きく順位を落とした。コルトは、前月1万4137台を販売したが、4月の販売は、3133台と前月の約4分の1に落ち込んだ。
コルトと同じ、昨年発売されたライバルのマツダ『デミオ』は、4682台を販売して10位となり、トップテン圏内を死守した。コルトは昨年11月の発売当初、今年3月末までに5万台を受注するという目標を立てたが、未達成に終わった。
三菱は今月、新型『グランディス』を発売する。コルトの売れ行き状況を見ると、販売店は、コルトより利益が出るグランディスに、早くも照準を合わせているかのようだ。