春のボーナスだ! ---トヨタが「特別支給金」を4月25日に

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トヨタ自動車が今春闘で組合と合意していた「特別支給金」(組合員平均6万円)が4月25日の給料日に支給されることになった。社員にとっては、うれしい春のボーナスとなりそうだ。ただし、管理職は対象外となる。

トヨタ労組は、今春闘でベースアップの要求を見送る一方、過去最高の一時金(5カ月プラス55万円=満額回答)と、生産性向上への「成果配分」として一人当たり平均6万円を要求していた。当初は経営側が「実質的なベアになる」と難色を示したものの、今年だけの1回限りの措置として労使が合意していた。支給の名目も「成果配分」ではなく「組合員のこれまでの労働の質的向上を踏まえた『特別支給金』」としている。

支給対象は昨年10月1日までに入社した組合員で、同年10月2日以降今年4月1日まで入社した人には、別途基準による「金一封」が支給される。新入社員も対象になるわけで、さすがフトコロの暖かいトヨタならではの配慮がうかがえる。

《レスポンス編集部》

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