VICSセンターの調べによると、2003年1月末でカーナビの出荷台数が1098万5000台、2002年12月末でVICSユニットの出荷台数は605万636台となった。またカーナビ装着車輌のうち、実に60%がVICSユニットを装着していることになる。
メーカーオプションのカーナビはFM-VICSレシーバーがたいてい標準装備であるし、市販カーナビではVICS3メディア対応のモデルが増えていることを考えると、カーナビ装着車輌のうち60%がVICSユニットを装着しているのは当然の結果といえる。しかし、まだビーコンユニットを装着していない機種が多いのも、事実だ。
VICSのサービスが全国展開になる今、自動車メーカーはビーコンユニットの装着を検討すべきだろう。ビーコン経由の情報だとよりリアルで狭いエリアの情報を得ることができるからだ。