トヨタ自動車は14日、国内市場において「トヨタ」ブランドに加え「レクサス」ブランドを創設して2ブランドとするとともに、トヨタブランドについては、現状の5チャネルから4チャネルへと再編成する新「商品・流通政策」を発表した。
新「商品・流通政策」は競争環境の厳しい日本において、将来の顧客の価値観変化やマーケットの構造変化に的確に対応することを目的とする。具体的には次の通り。
(1)『レクサスブランド』を国内に導入し、トヨタブランドとは異なる「21世紀の新しいグローバル プレミアム ブランド」を確立する。
(2)ネッツ店とビスタ店を融合し、新しい『ネッツ店』に再編。既存顧客を維持するのはもとより、拡大する新しい価値観層に向けた、新たなチャネルとする。
(3)トヨタ店、トヨペット店、カローラ店のチャネル・アイデンティティを強化し、商品ラインナップを見直す。