全国軽自動車協会連合会が3日発表した、1月の軽自動車販売速報は、前の年の同じ月にくらべ、0.2%減の12万428台となり、4ヶ月連続で前年を下回った。乗用車が同0.9%の減少となったため。
1月の自動車販売は、乗用車の販売台数が8万6939台となり、4ヶ月連続のマイナスになった。メーカー別では、スズキが同3.5%増、ダイハツ工業が9.1%増、マツダが17.4%増となった一方で、三菱自動車工業、ホンダ、富士重工業は減少した。ダイハツは、昨秋から年末にかけて、新型『ムーブ』、同『ミラ』を投入したことから、前年を大きく上回った。
一方、貨物車の販売台数は、3万3489台と、前年同月にくらべ1.7%の増加となった。軽貨物の販売がプラスになったのは14ヶ月ぶりのこと。景気低迷で不振が続いていた貨物車だが、ようやく、反転の兆しが見えてきたようだ。ただ、前年を上回ったのはスズキとダイハツだけで、他メーカーは引き続き、マイナスだった。