トラック・バス用タイヤの新技術をダンロップが新開発、3月から商品化

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トラック・バス用タイヤの新技術をダンロップが新開発、3月から商品化
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ダンロップ(住友ゴム工業)は22日、トラック・バス用タイヤ開発のための新技術『 DECTES 』(デクテス)を開発し、3月1日から発売するオールシーズンタイヤ『ECORUT (エコルト)SP668』に採用することを明らかにした。デクテスは「DUNLOP Energy Control Technologies」の略で、大型車用タイヤに求められる「省メンテナンス性」、「寿命の向上」、「低燃費の実現」という3つの特長を持つ。

接地圧分布の適正化により、摩耗エネルギー分布が均一となり偏摩耗を抑制することでメンテナンス性を向上させたほか、トレッドゴムに活性の高いカーボンを採用したことで従来のタイヤよりも長寿命を実現。さらにタイヤ転動時に発生するエネルギーロスを抑制し、燃費を向上させ、低燃費性を高めている。

この技術を取り入れたのが3月から発売するエコルトシリーズのタイヤで、シリーズ最初の製品となるエコルトSP668は、燃費を重要視する長距離高速走行のユーザー(高速道路主体走行)向けに作られている。

サイズは「11R22.5/14PR」と「11R22.5/16PR」の2サイズで、価格はオープンプライス。

《石田真一》

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