トヨタ『ウィッシュ』の商品企画としては5ナンバー7シーターというのが第一にあげられるが、張富士夫社長や開発責任者の吉田健チーフエンジニアがいうように、ジャンルを超えた1台、クラスを超えた多目的車でもある。一例として、従来はミニバンといえばファミリーカーなのだが、報道発表会で上映された解説ビデオではファミリーがウィッシュを使用する場面はなく、男女カップルばかりが登場した。ウィッシュはパーソナルなスペシャリティカーとしても使えるわけだ。デザイン本部・第2トヨタデザイン部(1月1日付けて組織改編)の大島誠部長は「『イプサム』が国際市場、とくに欧州を意識して3ナンバーへと大きくなった。そのあとで日本最適の5ナンバーサイズのミニバンを検討した」とデザイン開発のキックオフを説明する。いっぽう担当の宮崎満則デザイナーは、「コンパクトで、スタイル、走り、ユーティリティを備えた次世代のマルチパーパスをデザインした」という。つまり1.8リットル5ナンバー7シーターが次世代のマルチパーパスとしての最適解だったのだ。●なんなんだ?! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界のトレンドをウォッチング!---
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