東京都は26日、環境確保条例に基づいて来年10月から実施予定のディーゼル車規制で使用する画像解析システム導入事業費(5300万円)を平成15年度(2003年度)予算に盛り込んだことを明らかにした。
東京都が行うディーゼル車規制では、規制対象車をナンバープレートの情報を基に判断する。大掛かりな検問を設けるのではなく、幹線道の沿線に観察員を派遣し、走行中のトラックやバスをビデオカメラで撮影。この画像をコンピューターで解析して、規制対象車のみをピックアップするいう。
カメラは固定型ではなく、撮影場所を容易に変えることができる可搬型導入を視野に入れている。都職員OBなどに業務を委託し、週2回程度撮影を行い、映像を持ち帰って解析する。解析用として使う画像は、正面および後方から撮影したもので、100km/h程度までの速度であれば問題なく解析できるとしている。
●いやあ、まいったな、ということがないように、メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中から編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界、クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---