環境省は来年度、植物などから製造したエタノール(バイオエタノール)をガソリンに混ぜて使う技術の開発に乗り出す。バイオエタノールが燃焼する際にでる二酸化炭素は、地球温暖化防止の国際的枠組みである京都議定書上の排出量にカウントされないことになっている。バイオエタノールが普及する分だけ、ガソリン燃焼時の二酸化炭素排出が減ることになる。環境省はバイオエタノール混合燃料の製造・保有施設に補助金を出し、普及を後押しする考えだ。