気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2002年11月25日付
●道路民営化委、議論難航、最終報告へヤマ場(読売・2面)
●環境省、良質の環境ベンチャー企業を助成(東京・1面))
●J1仙台・リカルド選手、ピッチ外の暴走、無免許で多重事故(東京・27面)
●奥田・日本経団連会長、「中国脅威」英にも警告(産経・4面)
●日産「スカイライン」米自動車誌で栄冠(産経・4面)
●べトナム、二輪車33社選別、国内産業の育成狙う(日経・11面)
●中古車販売のジャックス、カーコンビニと買取りサービス開始(日経・13面)
●日産、イー・ウーマンと女性向け自動車サイト開設(日経・15面)
ひとくちコメント
女性向けサイトを運営するイー・ウーマンが、日産自動車とマーケティング分野で提携、年明けから女性向けの自動車サイト『クルマ@ewoman』を開設する、ときょうの日経が取り上げている。新しいサイト作りは「女性の視点を自動車開発にも取り込みたい」というカルロス・ゴーン社長の意向でスタートしたという。
同サイトは、キャリアウーマンなど約6万人の女性会員を抱えているそうだが、新サイトには、日産が独占スポンサーで支援する専門コーナーなどを設けて、女性から見た新製品、カーライフなどについてネット上で議論を交わすという。
紙面に掲載されている女性社長とのツーショットが微笑ましいが、日産はその新サイトに年間5000万円もつぎ込む計画だそうで、ゴーン社長の熱の入れ方も半端ではない。