ホンダは28日、2002年度の国内販売計画を年度当初の92万台から90万台に引き下げた。下期の国内の市場競争が激しくなるとの予想によるもの。海外では相変わらず好調だが国内ではこれまでの勢いにかげりが見えてくる可能性もありそうだ。
ホンダは単独業績見通しでは今年度の国内販売92万台の旗を下ろしていないが、連結業績見通しでは市場をより冷静に分析し計画を引き下げた。同社によると登録車は期初見通しから変更はないものの軽は若干落ち込む可能性がある見通し。これに沿って同社も軽を中心に販売台数計画を引き下げた。