【新型ホンダ『アコード』発表】アウトバーンを走るためのボディデザイン

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新型『アコード』のエクステリアを担当した本田技術研究所・デザインBスタジオ・橘邦彦研究員によると、デザインの特徴は「厚み感と3次元キャビン」

「まず衝突安全を考えたときボディの厚みは増える方向にある。そこで厚みを生かしたデザインにしたかった。先代は5ナンバーサイズの国内専用ボディ。そのため少し華奢な印象があったが、新型で幅方向で65mm拡大させて全幅を1760mmと3ナンバー化したことで、厚み感を打出した」と、橘研究員。

新型アコードは、アメリカ向けと日欧向けの2種類のボディ展開。欧州と共用となったのは、「要求されたものが欧州に近づいてきたため。ヨーロッパではデザインが特徴あるものだけが受け入れられるが、日本も同様の傾向が表れてきた」という。

欧州と共用ということで、橘研究員によると「アウトバーンでの走行を念頭に、空力を特に重視した。その中で生まれたのが3次元キャビン。サイドウィンドウは、従来の上下方向の張りに加えて前後方向にも張りを持たせて(平面図で中央がふくらむ)、空力性能を向上させた」

デザインの印象として大人っぽくなったようだが、橘研究員は、「ターゲットは30代で先代と変えていない。クルマの市場がコンパクトやRV中心になった現在、あえてセダンを選ばれるお客様は価値観にこだわりを持った方々。そうしたお客様へ向けて厚み・本物感を追求したために、その意味で大人っぽい印象になったのかもしれない」という。

《レスポンス編集部》

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