米国株安を嫌気し続落して始まったが、売り一巡後は買い戻しが入り、全体相場は5日ぶりに反発。平均株価はかろうじて9000円台を回復した。自動車株は高安まちまち。
不良債権処理の加速化に伴い一段のデフレ不況の懸念されることから、国際優良株として大手3社が人気化。トヨタ自動車は前日比40円高の3080円と続伸し、ホンダも110円高の4990円と5000円台回復にあと一歩まで迫った。日産自動車も15円高の874円と反発。スズキ、富士重工業もしっかり。
その一方で、三菱自動車工業、マツダがさえない。ダイハツ工業は今9月中間期の業績予想を売上高3650億円→3500億円、経常利益30億円→15億円と下方修正。国内売上台数減によるもので、株価は1円安の423円で取引を終了。