【パリ・ショー2002出品社】デンソー、コモンレールからカーナビまで!!

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デンソーは20日「パリ・モーターショー」に同社としては初めて出展すると発表した。環境技術を中心に製品展示を行う。同社はすでに欧州の幅広い地域で事業展開を行っている。欧州最大規模のモーターショー出品することで同地域でのプレゼンスを一層高める狙いがある。

出品するのは、ディーゼル車の排ガスを大幅低減する1800気圧のコモンレールシステム、フロンガスの代わりに二酸化炭素を冷媒に使用するカーエアコンシステム(開発中)など、環境技術を中心に展示する。またフロントエンドモジュールやコクピットモジュール、カーナビも出品する。

同社は欧州12ヶ国に関係会社を持ち同地域での売上高は3000億円以上にのぼる。環境技術は世界の自動車メーカーにとって最大の課題の一つ。日本とならび欧州でも排ガス規制が一層強化される見通しだ。デンソーはディーゼルエンジンの燃料噴射システムなど得意な環境技術を出展することで欧州自動車メーカーとの関係を一層強化したい考えだ。

《編集部》

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