日産自動車は、『フェアレディZ』の国内販売が発売から累計で、4700台の受注を獲得したことを明らかにした。夏期休暇があったことを考えると実質2週間で4000台を受注、今月中に5000台突破は確実だ。
フェアレディZは、初年度の販売目標が4万2000台、年平均で3万3000台だが、発売約1ヵ月で6分の1の受注を獲得したことになる。北米では、発売前に7800台の受注を獲得して、予約注文をストップしている状況で、日米で、Zが売れている。
国内の主なユーザーは45歳以上のシニアクラスの男性。かつてスポーツカーに憧れていた世代で、金銭的に余裕が出てきた層の人気が高いようだ。
夏季は新車需要が停滞するが、Zは好調な出足となった。
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