日本輸入組合(JAIA)は、組合員22社がフロン回収・破壊法に基づいてフロンガスを処理するため、自動車リサイクルセンターの自動車フロン引取・破壊システムを利用することを決めて、委託契約を締結したと発表した。トヨタ自動車やホンダなど国産メーカーはすでに契約を締結しており、輸入業者も大半がカバーされることになった。
これはフロン法で、フロンガス処理責任をメーカーが負うため、同センターにフロンガスの回収と処理を委託するもの。並行輸入車も輸入業者が責任を持つことになっている。価格は一律2580円で、ユーザーが負担する。
ただ、現在の組合員で、輸入台数が少ない3社は含まれていないとしており、フロンガスの適正回収に漏れが出る可能性も。