KDDIとパイオニアは6日、第3世代携帯電話の通信モジュールを内蔵したカーナビゲーションシステムの開発などで業務提携すると発表した。年内の商品化を予定しており9月中旬に詳細を発表する。
両社が商品化する通信モジュール内蔵型カーナビは携帯電話のデータ通信機能をカーナビに内蔵するもの。地図情報などのデータをサーバーに蓄積することで最新情報を必要な時にダウンロードすることが可能になる。従来のデータ記憶媒体であるCD-ROMやDVDが不要になる。
KDDIは4月から第3世代携帯電話「CDMA2000 1x」のサービスを開始している。最高144kbpsの高速データ通信が可能なことから同技術を活用したソリューションビジネスを積極展開している。