【詳報】パナソニック『DV5500シリーズ』---DVDナビはいまや「おいしいナビ」

パナソニック(松下通信工業)は、従来、最上位機種だったDV7700をベースとしたDVDナビ『DV5500シリーズ』を7月15日から発売することになった。パナソニックらしい高精細な表示を手の届きやすい価格で楽しめる。

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VGA表示+HDDの組み合わせによって、かつてない高精細な表示を実現したパナソニック(松下通信工業)『HD9000』。その内容は多くの部分で魅力的な内容でいっぱいだが、30万円を超えるセット価格は「ちょっと手が届かない」という人も多いだろう。かといって、『DV2200』ではノーマルモニターとなってパナソニックらしい高精細な表示が楽しめない。そんな矢先、従来、最上位機種だったDV7700をベースとしたDVDナビ『DV5500シリーズ』を7月15日から発売することになった。

組み合わせたモニターは、DV7700から引き継いだ見やすく高精細な表示が可能な7型ワイドVGAファインビジョンモニターで、通常車載モニターに比べ約4倍(115万2000画素)の高密度表示を実現している。ワイドVGA用として製作された3D高精細立体地図「ドライビングバーチャルシティマップ」も収録しており、地図画面は高い視認性を確保。しかも高精細立体表示により高速道路と一般道路が識別しやすくしてもいる。また、細かな線の再現により、ビルの階層までをリアルで繊細に表現し、細街路もクリアな線で見やすく鮮明な文字表示を実現。これらの高精細な表現は情報を的確にドライバーへ伝えるものとして評価できる。市街地図表示エリアは1300エリアとなっている。

  ルート案内中の表示能力もDV7700そのままの高い能力を見せる。「一般道方面看板」や「3Dハイウェイ入口案内」の看板文字も鮮明に表示し、東・名・阪の中心部では曜日・時間規制データを収録して、それに対応したルート探索も実現。検索データの充実ぶりは、DV7700の基本機能を引き継ぎつつ、個人宅住所データの収録数が全国約3100万件にまで拡大。全国約3000万件の個人宅電話番号&住所データ、全国約1100万件の施設電話番号データなど多彩なデータの収録により、目的地を効率よく探し出す。

好評の昭文社「マップル渋滞・ぬけみち」データを収録した「ぬけみち表示/探索」機能を搭載し、VICS FM多重チューナーを標準装備したことで渋滞情報をいち早くキャッチすることもできる。ただ、自慢の「スイテルート案内」は別売となった光・電波ビーコンユニットを接続する必要がある。ETCにも対応しており、別売のCY-ET300YD(2万9800円)を追加接続すれば、音声と3D拡大図でETCゲートへ誘導、料金所でのスムーズな通過をサポートしてくれる。

測位精度も「GPSフィルター」や「3Dジャイロ」を搭載したことで、一段とのその精度をアップしている。とくに、3Dジャイロは車体の傾斜角を検出できる新型センサーで、一般道と高架道が上下で並行している状況下で、クルマの上下移動があればそれを自動的に検出して正しい位置を表示することができる(東・名・阪のみ)。音声コントロール機能やVICS用ビーコンユニットは別売となっているが、基本的な部分はDV7700とほぼ同一か、それ以上。

実売では20万円を切ると思われ、VGA表示ができることを考えればかなりお買い得なモデルであることは間違いない。つい、HDDナビばかりに目が行きがちだが、こうしたDVDナビにはこうした「おいしいナビ」が数多く揃っていることにも注目しておきたい。

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《会田肇》

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