スズキ、大宇再建会社に14.9%出資「年20億円以上のメリット出したい」

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ゼネラルモーターズ(GM)とスズキは大宇(デーウ)自動車再建のための受け皿となる新会社「GMDAT」にスズキが14.9%出資することで合意したと発表した。

新会社はGMグループが67%(約4億米ドル)、再建銀行団が33%出資して設立する。GMはこのうちの42.1%、スズキは14.9%(8900万ドル)を出資する。GMとスズキは新会社で生産する車両を世界各国で販売するほか3社でパワートレーンや部品の共通化、商品の共同開発を行う。

GMのスミス会長とスズキの鈴木修会長が27日、浜松市で会見を行い発表した。スミス会長は「大宇車はGM車かスズキ車をベースにしており、部品共通化の相乗効果が期待できる」と語った。また鈴木会長は「100億円出資するからには年間20億円以上のメリットは出したい」と話した。

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《編集部》

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