【新聞ウォッチ】初の準決勝進出トルコ、トヨタ系部品メーカーもトルコ進出

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年6月26日付

●三菱自動車、エクロート新社長会見「系列にこだわらず」新コンパクトカー「コルト」復活(毎日・8面)

●日産、7月9日から銀座本社ギャラリーで「スポーツカー展」開催 (朝日・11面)

●トヨタ、「アルファード」発売1カ月で受注2万2000台に (東京・8面)

●新車販売にデフレの波、軽より安い80万円切る小型車も (産経・8面)

●トヨタ系自動車部品各社、トルコ進出、乗用車増産をにらむ (日経・13面)

●トヨタ、南アフリカ合弁会社を子会社化 (日経・13面)

●スズキ、今期業績を上方修正、経常益32%増へ (日経・17面)

ひとくちコメント

ワールドカップも終盤戦を迎えた。アジア勢初の4強入りで、旋風を巻き起こしてきた韓国の初の決勝進出はならなかったが、きょうは準決勝のもう一試合、ブラジル・トルコ戦が午後8時半、埼玉スタジアムで行われる。

決勝トーナメントで日本を破ったトルコも4強入りは初だが、強豪・ブラジルを相手にどこまで底力を発揮してくれるのか楽しみである。そんなトルコへトヨタ系の部品メーカーが相次いで進出すると、きょうの日経が報じている。

中央発条が4月からバネ部品の現地生産を始めたのに続き、豊田鉄工がボディー部品、三五が排気管、愛三工業も燃料ポンプモジュールを委託生産する。トヨタが、トルコを欧州への輸出拠点と位置づけ、乗用車の増産を狙っているからだという。

これまで、トルコ関連の経済記事は余り目立たなかったが、準決勝が行われる日に取り上げたのも絶妙のタイミングで、偶然とは思えないが…。

《福田俊之》

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