マツダがデジタルショールーム開設? ---いや、ここがこう違うんですよ

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マツダがデジタルショールーム開設? ---いや、ここがこう違うんですよ
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このところ自動車メーカーによるウェブサイト運営が好調で、そこでクルマを買う人が増加しているアメリカだが、いっそのインターネット体験をディーラーショールームでも、と逆転の発想をしたメーカーがある。マツダUSだ。

同社の社長、チャールズ・ヒューズ氏によると、この「デジタルショールーム」は早ければ今年の後半にもパイロットリテイルプログラムとして実現される予定だという。

ではデジタルショールームとは一体どんなものなのか? 現在アメリカでマツダ車を買う人を調査した結果、彼らは平均して5時間マツダのウェブサイトでクルマのリサーチを行い、次にディーラーを訪れて、自分が情報を得たクルマをディーラーが持っているかどうかを確認するのに30分以上を費やしている、という。このインターネット体験をディーラーでまとめてしてもらい無駄な時間を省くと共に、クルマを買うという体験をより楽しいものにしてもらおう、というのがその目的なのだそうだ。

詳細など明らかにされていないが、インターネットカフェがディーラーに設置されたような内容となる可能性が高い。利点はインターネットで調べたクルマをその場でチェックできる、というところだ。

パイロットプログラムは6つのディーラーで8月から始まるそうで、その内容への評価次第で全米に広げる予定だという。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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