トヨタ自動車が27日発表した4月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産台数は0.1%の25万8341台となり、わずかながらも2カ月ぶりに前年同月を上回った。国内販売は減少が続いたが、輸出は大幅に増えた。
トヨタの4月の国内販売は前年同月に比べ、4.2%マイナスの11万5138台となり、8カ月連続で減少した。一方輸出は好調に推移し、同14.5%プラスの15万9424台となった。輸出は北米、欧州、アジアなど各地で増加し、前年割れが止まらない国内のマイナス分を輸出が補う格好となった。
海外は輸出だけでなく現地生産も好調で4月の実績は前年同月に比べ、36.6%増の18万9449台と過去最高台数を記録している。