三菱自動車工業が発表した4月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比7.0%増5万8949台となり、3カ月ぶりにプラスとなった。北米向け輸出や国内で軽自動車eKワゴンの販売が好調なため。国内生産のうち、トラック・バスは同10.2%減の1万2693台と低迷したが、乗用車が同13.0%増の4万6256台となった。
生産は好調だったが、国内販売は同13.1%減の2万5507台と5カ月連続のマイナス。好調なのは『eKワゴン』や『デリカ・スペース・ギア』など、一部に限られる。
輸出は北米向けは同39.9%増と好調で、全体でも同12.2%増の3万819台だった。海外生産も北米工場やマレーシアの工場が順調で、同20.9%増の8万4278台だった。